臨床検査技師&スノーボーダー RyOcHiN ^^) のハウツー講座

臨床検査技師として日常の勉強方法と趣味であるスノーボードの上達方法を解説

腹部超音波検査での教科書選択方法(我流)と本の紹介

こんばんにちは~~(^^)/

RyOcHiNでーす!!

見てくれてありがとうございます♪♪


昨日の本の紹介の続きからお話させてください

教科書選びって書店に行くと悩みませんか?(>_<)

私はとても悩みます。だって目的の(私の場合は腹部領域)本といったって沢山あるじゃないですか

細かい所まで載ってある本

イラストが沢山載っている本

本当に色んな種類の本がありますよね。。。本だけに...。←(ー_ー)w



・・・・・・あ、はい。大変申し訳ありませんでした。



と、そこでですね。本を選ぶテクニックというか小技というか1つ紹介したいと思います。


テクニックといっても考え方なのかな。



①まず、わからない事があります。
 私の場合、腹部超音波検査の簡単な解剖から疾患までです。
 ※ここでは、超音波の当て方などの手技的なことではなく、知識的なことに対しての教科書の選択の仕方です


②このように頭の中でわからないことを明確にしておきます。


③書店に行き、様々な種類の本を自分の手元に持ってきて、目次だけを見ます。目次の時点で先ほどわからないことに該当しなければ、除外していきます


④次に中身です。私の場合は超音波検査ですが、検査は画像を使ったものなので、疾患の写真が沢山掲載されているものがベストだと思います。写真だけではなく、その所見や特徴などが詳しく載っていると尚良しです


⑤2冊以上購入をオススメします。同じ分野でも違う人が書けば、違う本ができます。ただ、大事なポイント、押さえておかねばならない部分というのはどんな本を買っても必ず載っています。2冊とも載っていればそれは確実におさえなくてはならないポイントであることが分かります。




以上が、私が本を購入する時に考えることです。今の時代、ネット環境が随分と整っているのでネットで購入しがちですが、私は一度ちゃんと本を開いて中身を確認した方が安心するので必ず購入前には中身を確認するのも割と習慣になっています

役に立ちそうでしょうか。。(>_<)

御役に立てると嬉しいのですが、、、。


実際に私は今回二冊の本を購入しました。
まず黒い本の紹介から
TEXTBOOK OF ABDOMINAL ULTRASOUND 3rd edition
ベクトル・コアさん発行の一冊です。

この本の特徴はとにかく疾患についての写真が多い所です。写真の横に書いてあるコメントも実際に所見用紙に引用できるような言い回しが書いてあり、非常に参考になります。
解剖や超音波の原理とのることも記載されているので、オススメです。
ただ、デメリットとして値段がなんと

13,000円+税

であること。

かなり高めですね泣

財布の中身が氷河期を迎えております。(ToT)/~~~

・・・もともと中身は無いのですが。。泣
経済的に余裕がなければ個人で持つのではなく病院で購入したものがおそらく1冊はあると思うのでそれを読みあさることをお勧めします。


次に写真でいう青い本です
日超検 腹部超音波テキスト
医歯薬出版さん発行の一冊です。

この本の特徴は先ほどの本とは逆に写真と言うよりは説明書きが多い印象を受けます。ただ、超音波所見が順に載っている事。各臓器でチェックポイントとして図でまとめられている事。そしてなにより超音波検査学会の監修なので、認定資格を取る際の出題範囲となっているということがメリットだと感じます。
値段も先ほどの本よりは安く

7,400円+税

です。写真も全くないわけではなく、しっかりと要所要所であるので安心ですね!




この2冊をメインとして知識を身につけたいと思います。(^^)/

まだまだ覚えることが沢山ありますが、一歩一歩と地道に頑張ろうかな